2017.06.11|No.4
頭痛④「よくある頭痛(片頭痛)」
勝手に自己診断して、頭痛の原因と勘違いしている
もしくは医者の診断であっても時に間違っていることもある頭痛の代表がこれです。
自己診断するのに、使える5項目があって
これらが5項目中4項目満たすようだと片頭痛の可能性が高く、2項目以下だと片頭痛の可能性が低くなりますので参考にしてみてください。
片側だけが痛い
脈を打つように痛む(脈に合わせてズキズキする痛み)
4〜72時間続く
吐き気がある
階段を登るなどの日常行為で痛みが悪化し、日常生活に支障をきたす
きらきらした光が見えたり、視野の一部が欠けたりする「前兆」を伴うと片頭痛の可能性が極めて高くなりますが、片頭痛の人の2/3は前兆がありませんのでないからと言って否定できるものではありません。
また、40代以降の中年以降に新しく出てきた頭痛で、片頭痛であることは極めて少なく片頭痛は通常20-30代までに発症することは覚えておいて良いと思います。
片頭痛は、まだはっきり分かっていないことも多い病気ですが
片頭痛を悪化させる要因として以下があるので覚えておいても良いと思います。
寝不足、過眠
飲酒(特に赤ワイン)
チョコレート
ストレス
次回は、「時々ある頭痛(大後頭神経痛)」についてお話しします。